昨夜、咳が止まらず困っていためるもさんは、夫のアドバイスでクローブを口に含んでみたところ、驚くことに咳が一時的に収まったという。クローブとは、インドネシア・モルッカ諸島原産の香辛料で、日本では「丁子(ちょうじ)」とも呼ばれる釘のような形をしたスパイスだ。カレーや肉料理、チャイの風味付けに使われることが多く、日本でも比較的なじみのある香辛料である。
めるもさんは、これまでのど飴や大根の蜂蜜漬けなど様々な民間の方法を試しても咳が止まらなかったが、クローブを口に含むことで4時間ほど咳が収まり、よく眠れたと語る。口に含む際は、上部の丸い花のつぼみ部分を取り除くとより快適に使用できるという。
一方で、クローブの使用には注意も必要だ。成分オタクとして知られるねるさんは、クローブの主成分オイゲノールが非常に強力であることを指摘する。噛み砕くと口内が強くしびれたり、化学やけどのような痛みを引き起こす可能性があるため、決して噛まないことが推奨される。また、長時間口に含むことも粘膜への刺激や消化器への負担につながるため、数分から十数分程度で使用を終えるのが安全だ。
オイゲノールには局所麻酔作用と抗炎症作用があり、喉の刺激を一時的に抑えることで咳を和らげる効果がある。また、適切に使用すれば、料理の臭み消しや消化促進、靴や靴下の消臭、防カビなど、日常生活のさまざまな場面で役立つとされる。
めるもさんは、自宅でよくスパイスを使った料理を作ることから、クローブをはじめとした香辛料を常備しているという。クミンシードなども、ヨーグルトに加えて食べるとお腹の調子を整える効果があるとされ、パキスタンでの経験をもとに日常で活用しているそうだ。
ねるさんは、クローブやその他の成分を科学的に分析し、日常生活で役立つ知識をSNSで発信している。専門家ではない「オタク」だからこそ、一般の人と同じ目線で、身近な成分の面白さや使い方を伝えられるのが魅力だと語る。
クローブは意外な使い方で咳を和らげるなど便利なスパイスである一方、使用方法を誤ると危険を伴うこともある。安全に活用するためには、特性を理解し、適切な時間・量で使うことが重要だ。日常生活に取り入れる際は、正しい知識と注意をもって活用したい。
